友人の生き方をちょっと知る

タティングレースという、レース編みを入れたアクセサリーや敷物などのグッズの作品をデパートの展示会に出したという。
今日までの出品と記憶していたので、あわてて行く。

繊細な作品だ。
彼女らしい。
全部で20点ほど展示されていたから、半年くらいかけて創作したのか。

彼女の夫は、高校教師。
食事を豊かなメニューで用意してほしいようで、毎晩晩酌のつまみとおかずで5品を作らないといけないという。
専業主婦として、家事を切り盛りしながら、息子さん二人を育てて、手芸を楽しんでこられたようだ。
その息子さんたちは、下の子も大学生となって、手を離れている。

私もそうだが、子供の世話が少なくなると、途端に何をしようということになる。
仕事をもっているのは、ありがたいことなのだ。

専業主婦で、子供の受験勉強、世話だけに力を注いできた人は、虚脱感に襲われるのではないかと勝手に思う。

だが、今の自分は、やることがあるが、なかなか進んでいないことで、手をこまねいて、少々あせりがあるが、ま、なんとかなるだろう。

友人の繊細な作品を見ながら、自分はこんな細かい創作は到底創りたいと思わないなあ、スバらしいなあと感嘆する。

すべてに感謝。