引越し先の大掃除

引越し先は古い建物なので、汚れはある。
かびも埃もあって当たり前。
だが、アレルギー原因なので、鼻水や痰が多く出る。
ラッキーなのは、味覚は大丈夫なこと。
においはまったくしていないのに、味覚が利いているので、調理の仕事ができる。
そういう自分なので、掃除をする。
特にカビが出そうな水周りの洗面所、お風呂場を念入りに掃除をする。
掃除の後、心身が少々疲れているが、すっきり感もある。
この感覚が好きだ。
汚れが強くあるのが消えて、その箇所自体が美しくなっていると、その場が嬉しそうにしているような気がするのが好きだ。

契約している管理会社の担当者も、私が清掃をまめにする理由を知っているので、カビのあるところを変える手はずをとったり、いろいろと気を遣ってくださる。
人手不足なので、私のように１年で一番多い寮の食事を作れるようになった人間を大切にするというより、辞められたら代わりがいない、という現実の怖さがあるのだろうと推測する。

自分は目的をもって今の仕事をしているが、今回の引越しを最後に、次は身軽に移転すると心に決めた。
思い出の写真や美術工芸品類を箱詰めにしたまま、次回は船便で送ろうと考えている。
日本で倉庫を借りて、月々３千円くらいのレンタル料だと年に４万弱。
船便で運んで飾ろう。

こうやってブログに書くと、いろいろと考え付く。
すべてに感謝。