ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

もしこの映画の主人公のような状況だったら~シリーズ

2017年05月08日 17時27分42秒 | Weblog
ウイキペディアより抜粋

バベルは『旧約聖書』の「創世記第11章」にある町の名。町の人々は天まで届くバベルの塔を建てようとしたが神はそれを快く思わず、人々に別々の言葉を話させるようにした。その結果人々は統制がとれずばらばらになり、全世界に散っていった。これを背景に、「言葉が通じない」「心が通じない」世界における人間を描く。

<ストーリー>
モロッコ
裏売買で父親が手に入れたライフルを羊を狙うジャッカルの退治に渡された遊牧民の兄弟。羊の放牧に出た正直なアーメッドと要領のいいユシフは射撃の腕を競ううちに遠くのバスを標的にしてしまう。

たがいに心の中に相手への不安を抱えながら、旅行でモロッコを訪れたアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。観光バスで移動中にスーザンは銃撃を受けて負傷、観光客一行は近くの村へ身を寄せる。次第に事件が解明され、ライフルの入手元がモロッコに来た日本人のハンターであることが判明し、ストーリーが日本へとつながる。

アメリカ・メキシコ
リチャード・スーザン夫妻の子どものベビーシッター、メキシコ人不法就労者のアメリアが主人公。メキシコのティファナで催される息子の結婚式が迫るが、夫妻が旅行中のトラブルで帰国できず、代わりに子どもの面倒を見てくれるはずの親戚も都合がつかない。しかたなく彼女は子どもたちを結婚式に同行させる。その帰り道に運転をしていた彼女の甥は、酔ったはずみから国境を強行突破してしまう。

日本
千恵子は父と二人暮しのろう者の女子高生。母親を亡くした苦しみをうまくわかちあうことができない不器用な父娘関係に孤独感を深める千恵子だが、街に出ても聾であることで疎外感を味わっている。ある日、警察が父親に面会を求めて自宅を訪れるが、千恵子は刑事の目的を母親の死と関係があると誤解する。


モロッコの子供兄弟が射撃の腕を競うのに、愚かにもバスを標的にしたという点で心臓が痛く感じてしまった。その後の二人の罪悪感は、自分も愚かなことをした記憶を引き出すくらい、感じ取れた。最後に弟が兄と父を救うために、勇気を出すところで救われた。

アメリカ人夫婦が、死の危険の場で、夫婦の絆を確認するところが美しい。夫が妻の命を救うために、必死になるのは、お手本だ。

ベビーシッターのメキシコ人女性が、最後まで連れてきたシッターの子供たちを救うために、命がけで助けを呼びに行くシーンが美しい。

ろう者の女子高生の軽はずみな行動は、自分の価値を低めているとイライラした。もっと大事にしてほしいと母親の気持ちになった。こうなったのも、事情があるのだと思うが、傷ついた家族同士の結束で、幸せに生きてほしいと願った。


普段、こういう感じ方をして生きていると記録しておくことで、自分の心を見つめるきっかけになる。

良い映画を観ることができて、感謝。


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