あるミュージシャンの職業病

その方は楽器演奏を教えておられる。
週に５日間は、日々教えて、ご自身でもどこかで演奏されているだろう。
練習もされるだろうから、日々指を酷使している様子。

その指が痛くて眠れないときもあるらしい。

鍼、痛み止めの注射、いろいろと試されたが、一時的な痛み止めなので、根本の痛みは治らないのだろう。

仕事とはいえ、指をどうにもできなくなる不安はぬぐえないだろう。

私でいえば、資料を読んだり書いたりできないような、何か身体の障害が出たら、という不安は、余り考えにくい。

老眼であれば、メガネで何とかなる。
しかし、このメガネ、しばらく着用していると、眼が疲れて、何も読みたくなくなる。
これが、ちょっと残念だ。

ミュージシャンでも、ボーカルなら、声帯、ドラマーなら、腰痛や腕の腱鞘炎など、疲労からくる痛みがつきものなのか。

私の腕の腱鞘炎は、マッサージで痛みの雪かき状態だが、痛いときは休んでいれば良いので、まだましだ。

どんな職業の方でも、何かしら、職業病を予防したり、ケアしたりしながらの経験を高めることなのだろうとふと思う。

痛みを軽くしてあげられるように、話を聴いてあげたい。
感謝