アリースター誕生を観る

ラブストーリーは突然始まる。
いつでもどこでもよくある。
自分も恋に落ちた。
それはいい。
恋にどんどん落ちて愛と幸せをどんどん感じている二人の姿に、ぞくぞくした。
こういうとき、女性ホルモンが一杯出ているだろう。

このラブストーリーは、夫となるジャックが悪しき病気をもっていた。
それは自分の前の夫と同じで、人間性を失うものだ。
自分が情けなく弱い存在だと反面思うので、仕事に就く自信がなくなる。
プロとして実力ある人が仕事ができない、必要とされない、という場面は、精神的に落ちる。

妻はどんどん輝いていく。
その嫉妬もないといったらうそになる。
でも、喜ばしいこととわかっている。

最後の歌に、アリーの決意を表現しているが、５年くらいしたら、新しい恋人を受け入れてもいいのではないかと思う。
そのほうが、ジャックは魂が楽だ。
自分のせいで、愛するアリーを悲しませたから。

いい恋愛映画だった。
すべてに感謝。