子ども達へのメッセージ

＜大事な大事なみんなへ＞

自分は、この世に１つ以上宝をもって生まれてきたんだよ。
みんなの笑顔をもらって幸せな気持ちになる人はたくさんいるよね？
それだけで君たちは宝なんだよ。

赤ちゃんってどうやって生まれてきたか、この前学んだよね。
お母さんがあなたたちが元気に生まれてくるように、大切に大切にお腹のなかで育てて、生まれてきてからもミルクをあげて、おしりを洗ったり、いっぱいお世話をして、君たちは大きくなったね。

そうやって大切に愛情いっぱい育ってきて、今、君たちの周りはどうかなあ。

見ていると自分と違う人がいて、イライラすることあるのはなぜかなあ。
自分と同じ人は絶対いないよ。
お父さんお母さんが違うし、同じ兄弟姉妹でも顔が違うように、一人一人は、違っていてもいいんだよ。
自分と違うことをしたり、考えたりする人がいても、君のことが間違いではないよ。

みんなそれぞれ悩んだり、楽しいと思うことがあるし、読書、水泳、サッカー、野球、バスケットボールでも一生懸命取り組んでいることって素敵だよ。
大人も悩んだり、楽しんだりしながらも、会社の仕事や家のお仕事に取り組んでいることは素敵なんだよ。
だって、そうしながらつらい事や楽しいことを知って、一生懸命って良いなあ、充実したなあってわかるんだよ。
それが人生かなあって思う。

自分より何かをすることが遅かったり、違っていても、それはそのお友達の個性だし、そのお友達は自分の得意なところがまだ見つけられていないのかもしれない。だから、待ってあげようよ。
自分が腹が立ったら、すぐにけったりたたいたりしても、そのときはすぐにやっちゃったと思うけど、きっと後で嫌な気持ちになるのは、自分だよ。
自分を嫌な気持ちにするのは、自分なんだから。

人は人、お友達はお友達。
相手が困っていたら助けてあげることは、自分の優しさを配っている素晴らしいことなんだよ。
だけど、誰でもなんでも、やってあげることは気をつけなくてはいけないよ。
知らない人に何かを頼まれて、困った事件になったこともあるから。

だから、自分が出来る笑顔を見せてあげること、元気なあいさつをすることをしてあげようよ。
大切な家族や、クラス、クラブのお友達に。
するとみーんな気持ちよく過ごせるね。