命の器
「命の器」というエッセイの中で、宮本氏が優駿という小説を書かれた際の取材裏話がある。
ある騎手の印象深い言葉を紹介している。
直線コースに入って2頭の馬が並んで競り合ったとき、勝負を決定づけるのは馬の能力ではなく、騎手の気迫だという。
どちらも必死で勝とうとしているのに気迫の差は何かと問うと、自分の馬が勝つという騎手の確信をもっているほうが勝つと答えられた。
何事も勝負は、自分の確信の強弱が勝敗を分けるということだ。
不可能を可能にする不思議な作用。
私も実は愚かなくらいこれを信じている。
去年、ある南の国の観光PRプロジェクトのコンペの話がある会社を通してやってきた。
デザイナーと協力して、良い企画資料を提供したと思ったが、残念な結果だった。
しかし、その原因の一因にその国でクーデーターが起こったことが数ヵ月後わかったので、そのPRプロジェクトが成立しなくて良かったと思った。
そして今年、また、同じ国からコンペの話をいただいて、また同じデザイナーと組んで違う企画資料を提出した。
その結果がどうであれ、そのお話をいただく会社は、私の出す企画を採用してくださるので、通るまで毎年出し続けることを決意している。
多分いつか通ると思っている。
通るまで出し続ける気迫をもっているから。
感謝
「命の器」というエッセイの中で、宮本氏が優駿という小説を書かれた際の取材裏話がある。
ある騎手の印象深い言葉を紹介している。
直線コースに入って2頭の馬が並んで競り合ったとき、勝負を決定づけるのは馬の能力ではなく、騎手の気迫だという。
どちらも必死で勝とうとしているのに気迫の差は何かと問うと、自分の馬が勝つという騎手の確信をもっているほうが勝つと答えられた。
何事も勝負は、自分の確信の強弱が勝敗を分けるということだ。
不可能を可能にする不思議な作用。
私も実は愚かなくらいこれを信じている。
去年、ある南の国の観光PRプロジェクトのコンペの話がある会社を通してやってきた。
デザイナーと協力して、良い企画資料を提供したと思ったが、残念な結果だった。
しかし、その原因の一因にその国でクーデーターが起こったことが数ヵ月後わかったので、そのPRプロジェクトが成立しなくて良かったと思った。
そして今年、また、同じ国からコンペの話をいただいて、また同じデザイナーと組んで違う企画資料を提出した。
その結果がどうであれ、そのお話をいただく会社は、私の出す企画を採用してくださるので、通るまで毎年出し続けることを決意している。
多分いつか通ると思っている。
通るまで出し続ける気迫をもっているから。
感謝
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