思いはかなうと言い続ける

このプロジェクトは、コンピュータへの入力が得意でない方向けのシステムを組んだＰＲ戦略で、難航した制作だったので、ようやくひと安心した。

このプロジェクトの苦労を通して、反省がたくさんあった。
最初のイメージをつかむまで、5ヶ月かかった。
イメージプレゼンは、50点以上。
全てのプレゼン数は100点に近い。

私の懇意のお客様である広告代理店でも、この数を作ったことがない。

その原因として、お客様企業の担当者である制作委員会メンバーに全くイメージがわかず、その一言一言に対して、忠実にプレゼンしていたが、多忙な担当者は、すぐイメージが変わった。

こういうと、お客様のせいにしているように聞こえるが、いろいろなメンバーの人たちが描くイメージを私が総合して感知して、まとめる力が不足していたのだろうと思う。

そして気弱になる私に影響して、デザイナースタッフもモチベーションが下がってなかなかイメージデザインも上がらない。

でも今年になって、ようやく制作が進み始め、3月にシステムも完了し、3月末納品。検証が2週間あって、そろそろ中身は良いだろうという返答をもらったわけである。

システムをプログラムした技術者にも感謝だ。
システム変更も発生し、苦労しただろう。
デザイナーと私は、根性比べのようになった。

でもこの仕事に関わった人たちすべてが「良い出来だ」と微笑んでいる姿をずっと想像してきたので、お客様から「簡単で良い制作だ」と言っていただけて、お金も大事だが、その言葉で満足した。

途中、いろいろあったが、あきらめずに「お客様に満足していただけるもの」にしようと関わったのが良かったのだと思う。

デザイナーもよくついてきてくれたと思う。感謝だ。

来週も納品間近いプロジェクトがある。

来週、本格的スタートのものも出てくる。

一生懸命やれば、きっと成果が出るという思いがかなうことを実感している。

あとは、もう少し利益率を高めるために、早く制作まわそう。

Time Is Money.　私の教訓だ。

感謝