お客様だがお友達

女性投資家で、医療の美容関係のお仕事をされている方の販促ＰＲを請け負って1年以上。お付き合いは、2年近い。
最初は、遠慮がちにお話されていたが、最近はランチをご一緒しながら、お話をうかがうことが多い。
大胆なことをお考えになって話題に事欠かない方だ。
芸術分野でも目が高いようなハイソな友人たちと交流するが、私のようなワイルドな個性の人間と話すと安心するようだ。
歯に衣を着せぬ会話ばかりで、他の方々に聴かれたらちょっと困ることも話される。そこだけ私が気を使うところで、あとは、その方からいかにお金をいっぱい稼ぐというような交流術を学んでいるというのが正直なところだ。

その方は、食事もファッションも何もかも自分が支払う業種の方々を自分のお客様にしている。もちろん、私も彼女のブレーンのビジネスの方々とお会いするが、財布のひもが固いというか、無いので買わないし契約もしない。
それでもお付き合いいただいているのは、会うたびに、彼女は私の目をじっと見て、「あなたは大金持ちになるよ」と言ってくださるからだ。

今日もランチに誘われて高級寿司をごちそうになりながら、そう言われるので、「私は純粋なところが持ち味で良いのだけれど、それでお金で苦労することもあるんですよ」と話すと、「良いの、それで。純粋が一番よ。私は多く騙されて失敗して、何億も損を出したけど、その分取り戻したわ。収支トントンよ。だけれど、楽しんだわ。今は守りの人生に入ったけれど・・・」。

私が関与したＰＲで、彼女の事業は私に投資した分、もう少しで回収できると言う。
良いお客様がついたので、もうそこからは口コミですぐに回収できるだろう。

彼女に会わせたら、大概のお客様は契約する。
こういう方とお会いしていると、私も大きな仕事をしようという気になる。
出会いに感謝