辛いことを辛いと言えない人たち

コーチングの勉強は、自分の仕事で予想以上に役立っている。

相手の方が何を問題としておられるのか、引き出して整理する。

その問題をどのように考えておられるのかを引き出す。

到達したいゴールは何か。

そのゴールへ到達したいための、今日の1歩は何か。

など、いろいろ定番の質問はある。

しかし、一番は共感するところを一緒に見つけることかと思う。
ただ、同情するのではなく、心を添うようにできるかいなか、だ。

私はアホになれる友人が多いので、お蔭様でなんとかもっているし、生来もっているいいかげんさでよく忘れるのが良いのかもしれない。しかし、それで迷惑をかけている方には、すまんなーと思って、自分がなるだけ精一杯できることをするしかないと考えている。
それでも、自分の精一杯より相手の方が求めるものが大きい場合、ごめんなさいをするしかないのだ。

今日、お会いした方は、誰にも辛いことを話すことができなかったようだ。
真面目なあまり、一人で抱え込んでおられた。
でもそれは周りから観ると、寂しい。もっと頼ってほしい、と思っているスタッフはいるだろうになあ、と思った。

私ももっと相談にのって来て欲しいと思ってくれている友人は多いかもしれない。
うーん。人に言えて、自分は出来ているか、というとそうではない、ということを最近よく気づいている。

うーん。混沌。
すぐに答えが出なくても、答えを見出していこう。
感謝