初七日を終える

お坊さんを呼んでお経をあげるのが正式だろうが、それらは４９日にしようかと予定している。

家族葬にして、家族だけで静かにゆっくりと送ってあげたいな、という気持が勝っている。

小さい仏壇も買いたい。
価格が高いものは手が出せないが、美しく納得のいくシックな仏壇にしようと考える。

父はグループホームで部屋が隣で食卓も前の同居の方に不満爆発している。
夜中に起きて、戸の開け閉めをするので、父は気になって起きてしまう。
食事も食べ物をこぼしてばかりいるのが見えるので、気になっているようだ。

それらの不満や愚痴を毎回ずっと怒りながら言ってくるので、実は聴く側がうんざりだ。
同じ愚痴をずっと強く言われると、こんなに不快だと体験する。
アルツハイマーの母も、同じ話をずっとしていたが、愚痴ではなく、私の年齢や、実家の母の両親の様子を聴いていた。
愚痴ではないが、ずっとループしているので、３０分の面会が限度だった。

今は、父の強い怒りの愚痴は、３０分ももたないので、すぐに帰りたくなる。
解決方法を提案しても、それを受け取らないので、どうすればいいのかわからない。
ただ聴いて、「大変だねえ」と返すのがいいのか。
父の愚痴を聴くと胸が苦しくなる。
だったら、その方に直訴すればいいのだ。
グループホームに食卓での席替えを頼めばいいのだ。
それをしないで、ここ数年同じ愚痴を聞かされるのは、苦しい。

どんな最後の日々を過ごすかって、大事だと父から学ぶ。
すべてに感謝。