ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

母が3つめの目標クリア

2007年10月02日 22時33分32秒 | Weblog
7月4日に札幌に移住してきた母は、1ヶ月目でトイレの場所を憶えた。
その1ヶ月は、常に付き添うことが必要で、家事と引越し荷物のとりあえずの整理とさまざまな両親の習慣に沿うことで、仕事らしい仕事ができなかった。

2ヶ月目の9月初旬、洗面所の場所を憶えた。

3ヶ月目の今日、洗面所にある入れ歯の箱の位置を憶えてくれた。これも毎日朝晩付き添って伝え続けた成果だと自負する。

次なる目標は、自分で箪笥から下着を取り出して、着替えを一人で出来ることだ。ディサービスの週に3回と、日曜の夜にお風呂に入る際に、いつも伝えているが、これも一人で出来るようになると、助かる。

欲を言えば、自分の家に帰る、とか言い出して、父を困らせないことが良いなと思うが、それは気持ちからくることなので、受け入れよう。

父は今週から天気が良いので、午後1時間くらいを散歩して、近所のお友達と公園でおしゃべりしているようだ。
外に出たがらない父を心配していたので、喜んで送り出す。
気分も晴れるだろう。今度何か美味しいものを持たせてあげよう。

ソファに座っている母の横に座って、スキンシップをすると、母は喜ぶ。自分が老いたことを笑っている。母もプライドが高い職業人だったので、出来ないことが多くなって、ぼけてきたという意識があると、自分を情けなく思っているように思う。老いるということを私に教えてくれる大事な先輩だ。

私は落ち着いたら、息子にお父さんというような存在を見つけて暮らしたいと思う。息子は、TVで家族3人が食卓で食べているシーンを見て、いいなあ、うちもそうなりたいなあとつぶやいていた。友人一家の車に一人で乗ったときに、友人の誘導尋問に「キャッチボールするお父さんが欲しい」と言ったそうだ。

しかし大きな障害をクリアせねばいけない。いざとなったら男性を恐怖に感じてしまう観念の呪縛から解放せねばならない。

ま、自分の思うように人生は送るわけだから、強い思いがあれば、何とかなるだろう。
感謝



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