ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

心に残った言葉

2017年07月05日 11時53分19秒 | Weblog
「子どもより親より、愛し合う人との対の関係性こそが、まずは人間の幸せの基本」
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「子どものいない夫婦です。外出先で家族連れを見かける週末が地獄です」(会社員・31歳・東京)

回答「地獄に感じる理由は、子どもがいないから、ではないのでは?」 第91回<かけこみ人生相談>より
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若くして病気で子供を持てないと判明した妻とこれからずっと暮らしていく自信がないのだろう。
妻は病で体が弱ければ、養子縁組をしてまで子育ては厳しい。

「子供がいるから家族として幸せ」という価値観だから、ないもの、不可能なことを意識して暮らすのは、不幸だと感じている。

子供がいてもいなくても、幸せに暮らすことができたらいいね、ということが結婚じゃないかと思うようになった。
結婚の際、どんなことがあっても相手を愛し続けるかって牧師様が聞いて、承諾したら結婚を認められる儀式がある。

でも、大概、離婚するときは、愛し続けられない理由が出て別れることになる。

子はかすがいといって、長い結婚生活を支える、コミュニケーションの助けになる。
だが、子供を通してしか、夫婦で会話をしない家族がいるって聞いたことがある。
子供が自立して、就職や結婚をして、家を離れたら、その夫婦はどうなるのか。

この相談に対して、三砂 ちづる氏は、妻と愛し合うという関係がもてるか、もてないなら、お互いに別の人生を歩んだほうがいい、ということをアドバイスされている。
我慢して妻を支えなさい、とか、愛しなさい、とは言わないのが、いい。

他人に言われて人を愛することはできない。
自分が相手を愛するか、という主体的なものだから。

だから、この相談者の妻が、病弱なのに夫から愛されていないと感じ取っていることこそ、気の毒だ。
子供が産めない自分を責めているかもしれない。
夫も自分が子供をほしいと思うことは譲れなければ、別な健康的な女性と再婚して、子供を作るように努力すればいい。
その際、もし自分に子種がなくて、自分のDNAを受け継ぐ子供ができないと判明したら、障害をもつ子供が産まれて、再婚した妻が自分の思うような妻にならなかったら、と、どんどん思い通りにならないことが発生したときに、自分の人格が問われる。
もしかしたら、前の妻がしとやかでよかったなどと言いだしたら、もう自己中心的なひどい男として、良いモデルだ。

ここで自分が言いたいのは、「子どもより親より、愛し合う人との対の関係性こそが、まずは人間の幸せの基本」という言葉が強く心に残ったこと。
愛し合う人との関係性が人間の幸せの基本って、自分の心に問う。
真に愛し合っているか、だけが問うところだ。

いい言葉は、自分を気づかせる。
すべてに感謝。


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