なんでも自分がもし当事者だったらと考える

ネットでの書き込みを見ていると、妻の言動がおかしい、怖い、という論調が多い。

自分も昔、事実婚を破綻させた経験がある。
一組の夫婦が別れるという時期は、どちらかが狂う。
冷静に話し合って別れるって、いるのかな。

愛すれば愛するほど、狂う。
ストレスは、双方あるだろうが、それに耐えられず、どちらかが狂うと、片方が冷静にならざるを得ない。

この芸能夫婦の場合、両方、相当お金を儲けている。
だが、不幸だ。
夫は弁護士に委託して、倫理に厳しい放送局で高年齢の視聴者が多い時間の番組に出演している。

大変だ。
でも仕事だから、忍耐する。
同情の声も番組に寄せられているだろう。
報道からの情報では、妻のほうが精神を乱している風だ。
でも一組の夫婦が別れるときは、両方の婚姻を持続させる努力が実らなかったという事実だ。

この妻は、いつも一所懸命で夫の成功のためにいろいろ努力されてきただろう。
それでも別れることになった。
寂しい人だ。
自分の話を聞いて、共感してほしい。
心の中から自分は間違っていない、って心に寄り添ってほしい。
一番理解してほしいのは、愛する夫だ。
でも夫の心は、一番遠い。
彼女の愛する息子も近くにいないから、今の状況なのだろう。

夫婦って、よく話し合うのがいい。
異なる意見、価値観でも、すぐに別れるというより、寄り添うところはないか、お互いの考えを認めて、仲良く暮らすことができるように、できないかを知恵を出し合っていくことじゃないか、って思う。

自分の場合、相手がアルコール依存症になって、働くことが出来ず、ＤＶで幼い息子と命の危険を感じたから、別れた。

でも相手がそういう状態になる前に、心を開け放して、話し合うことができたら、もっと良い形になっていたのではないかって、自分を責めたこともあった。

でもすべてが遅くて、どうにもならなかった。

それから子育てと仕事を必死にやって、子供が大学生となって、今、ようやく振り返ることができるようになった。

次の人生をスタートする前に、こういうことを考える機会があって、よかった。

全てに感謝。