父は、水分をとることに積極的じゃなくなった。
「水分が飲みたいと思わなくなったんじゃ」
と10日ほど前に会いに行った時に、ぽつりともらした。
主治医は、「今のまま、水分をあまりとらないようでは、いつ血管が詰まって入院または、命を細く閉じることになることを覚悟してください」という。
父は座っているだけでも腰や背中が痛いのだという。
ベッドで横になって、TVを見るだけの生活は、
「もういいんじゃ!」
という。
液状の食べ物を自分で食べる他は、紙おむつをして排泄など生きるために、介護をお願いしている方の手を借りている。
父はプライドが高い。
だから、大の排泄を他人の手で処理してもらうことには、図太くなれないのかもしれない。
ただ眠り起きて液状の食べ物を食べて、排泄して生きていることになんの意味があるのか、と去年、亡くなる前の母に話していた。
アルツハイマー症でよくわからず、末期がんで入院していた母は、父を黙って見つめていた。
これは老いた両親だけの問題じゃない。
自分も30年後は、どんな終末を過ごしているのか、誰もわからない。
いつどんな死を迎えるのかと同様、どんな終末老後を過ごすのかも、わからない。
今、トレーニングして、食事に気を使い、健康的に生きようとしていても、わからないのだ。
ただ1日1日を大切に楽しく生きていこう、仕事も良い形で残していけるようにと心がけるくらいが精一杯だ。
両親の最後の姿は、自分にどう生きるかを教えてくれている。
すべてに感謝。
「水分が飲みたいと思わなくなったんじゃ」
と10日ほど前に会いに行った時に、ぽつりともらした。
主治医は、「今のまま、水分をあまりとらないようでは、いつ血管が詰まって入院または、命を細く閉じることになることを覚悟してください」という。
父は座っているだけでも腰や背中が痛いのだという。
ベッドで横になって、TVを見るだけの生活は、
「もういいんじゃ!」
という。
液状の食べ物を自分で食べる他は、紙おむつをして排泄など生きるために、介護をお願いしている方の手を借りている。
父はプライドが高い。
だから、大の排泄を他人の手で処理してもらうことには、図太くなれないのかもしれない。
ただ眠り起きて液状の食べ物を食べて、排泄して生きていることになんの意味があるのか、と去年、亡くなる前の母に話していた。
アルツハイマー症でよくわからず、末期がんで入院していた母は、父を黙って見つめていた。
これは老いた両親だけの問題じゃない。
自分も30年後は、どんな終末を過ごしているのか、誰もわからない。
いつどんな死を迎えるのかと同様、どんな終末老後を過ごすのかも、わからない。
今、トレーニングして、食事に気を使い、健康的に生きようとしていても、わからないのだ。
ただ1日1日を大切に楽しく生きていこう、仕事も良い形で残していけるようにと心がけるくらいが精一杯だ。
両親の最後の姿は、自分にどう生きるかを教えてくれている。
すべてに感謝。
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