海禊２回目

神道の禊を通して、悪疫鎮静祈願を禊の会でさせてもらった。
３２名のうち、会員は２３名。
自分たちの祈りのエリアを２日前から確保して、周りはキャンプ宿泊をしている、テントと人だらけだった。
注目を浴びても、祈らせてもらう。
浜の管理事務所と、利用させてもらえる温泉湯の施設の責任者に、祈りの承諾を得ている。
マナーを心がけ、祈りの前には、浜のごみ拾いをする。
利用する施設内には、砂や水滴を落とさないよう、気をつける。
先月の１回目より、連休最後だったせいか、浜での人ごみも多かったが、前回の流れを知る参加者が先導して動きはよかった。
禊を先導する責任者の強い思いが、禊の祈りに参加する私たちに伝わってきて、心が震える。
悪疫を排除するのではない、コロナも命。
だが、元は山奥に生存するこうもりに共存していたものが、人々が住むところに蔓延してきて、ウイルスも自分たち人間も共存できていないのだ。
もう山奥に戻って、静かにくらしたいのかもしれないのに、まだ人間に伝染している。

祈りの前に、浜で太陽を見ると、日輪が出ていた。
美しい。
祈りの前の私たちに、応援しているよというメッセージのように感じた。
何をどのように感じようが自由だ。
ただ、そういう温かさを感じて、みなで感謝をしている総意がまた美しい。
コロナ禍で、実際に苦しんでいる人、観光飲食業で業務が大変な人、施設に暮らす高齢の親御さんに会えない家族の方たち、会いたい人に会えない人たち、そのような人たちのことを思って、祈る。

すべてに感謝。