ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

外国人労働者の環境について

2018年11月02日 14時32分16秒 | Weblog
ニュースで、我が国は人手が足りなくて、外国人を積極的に雇用しようという政策ができたか、準備されているとのこと。
その際、今までの外国人労働者に正規の賃金が支払われていない、残業代も未払い、マージンを取れれて自給400円になっている、というよくない例ばかり言われている。

ちゃんと取材しているのかしら?
外国人を雇用した側を色眼鏡で見ないで、心を割った話を取材者は聴いているのでしょうか?

わが国では、サービス残業は当たり前のようになっている。
特に外国人の方に労働してもらいたい、中小企業側は、人手が足りない。
公用語の英語でちゃんと話し合う余裕のある人がいない。
ただ、単純労働でやってもらいたい、という理由で雇用する。
その世話をする人も、目一杯。
コミュニケーションがうまくいかないと、お互いストレスいっぱいになる。
その企業は、もうにっちもさっちもいかなくなる。
そのつけが賃金未払いになる、という図を想像できませんでしょうか?

自分はスタッフにニュージーランド人がいて、その人の労働トレーナーをしている。
10年前に日本に来て、前職はごみ処理会社で機械でごみ処理をしていた。
日本語があまりできないので、仕事が選べず、自分が運営する建物の清掃をしている。
日常会話は英語でしている。
日本の社会、システム、日本人について誤解していたことなど、やっと理解し始めて、ようやく元々あったフレンドリーな性格で、よく会う人たちに自分から挨拶をするようになった。
異文化に戸惑い、日本が大好きで住んでいるわけではない外国人労働者の実態は、ストレスでいっぱいだ。
だからそんなストレスいっぱいの外国人労働者に取材しても、いい話が聞けるわけがない。

私はその外国人労働者が、日本のシステムや日本人の悪口をあまりにも毎日言ってくるので、「イヤなら帰ればいい、無理に日本で仕事しなくてもいいという選択もあるよ」と伝えた。

日本のシステムは、他国同様、完璧じゃない。
どの国でもなにかしら不都合なことがある。
そこをずっと言っていても、改善されない。
何事もいいこともある。
そこを取り上げてほしい。

すべてに感謝。


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