息子とマックのブランチ

マクドナルドの割引サービスのチラシが、2か月に一度くらい入る。
そのチラシを取り置いておくと、息子は空腹のときにはそのチラシを見て、今度このハンバーガーを食べようとあれこれと想像する。
そして、そのセットのサービス期間修了が近づくと、食べに行こうと私をせっつく。

今日、少年野球の練習が大雨のために中止になり、まったく暇になる。
私の仕事部屋の整理整頓を一緒にやりたかったのだが、最近治りかけた私の首の張りがまた張ってきて、無理をしないでおこうと、ゆったりとした時間を過ごすことにした。そこで、マクドナルドへ行こうということにした。

メニューをチラシで見ると、息子が食べたいセットは680円。
私は学生時代に一生分くらい食べたくらいにほぼ毎日通ったときがあって、あまり食べたくは無い。息子だけ食べてくれればいいのだが、息子は私にも食べて欲しいという。よって、お手軽な朝マック370円のメニューを選ぶ。

私の朝マックメニューは、10時半まで、息子は10時半以降の時間帯限定のメニューだから、10時半ちょっと前に店に着いて、先に私が注文して、10時半になったらすぐに息子が注文すればいい、という段取りになって、息子と意気揚々と出かけた。

店に着いてその通りに注文すると、オーダーを受けた店長のような男性が、笑っていた。息子が学校で起きていることを話してくれて、30分で切り上げる。

この1日を有効にするために、景品つきのナンクロクイズを一緒にやろう、という乗りになって、本屋で買い求め、今、自宅の居間でチャレンジしている息子を見守る。「景品への道は遠いな」と息子はつぶやいている。

感謝