「授業休んで後悔している」と学生の気づき

学費稼ぎのためにアルバイトは必須。
でも、夜遅くまで居酒屋等でハードな仕事をしていると、翌朝起きることができない。
1日授業を休むと、もう授業の理解が厳しくなる、専門学校のカリキュラムで、学生は挫折感を味わう。

「1年生の時に、授業を休まずに出席して、課題に取り組んでいれば、今の実力の無さにはなっていなかった」
と言いにきた学生がいた。
自分も学生時代に、学費と生活費を稼ぐのにアルバイトを３つやり続けて、精根尽きて中退したほうだから、よくわかる。
でもあきらめずに、正社員の仕事に就き、キャリアを重ねていったから、今、好きな仕事をしていられる。

それでも正社員で30年続けた人の給与やボーナスには程遠い。

それが経済的に安定して幸せというのと、好きな仕事ができて幸せというのとは別だ。
経済的に安定して好きな仕事ができているというのが一緒ならば、それは幸せだ。

その言葉を言った学生は、それでも自分が合う職種を考えて、資格試験に向けて、勉強をがんばると言う。
気づいたらすぐやればいい。
あきらめないのがすばらしい。

すべてに感謝。