ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

事件を考える

2019年12月17日 12時41分27秒 | Weblog
時事通信社のテキストより

被告や妻の証言によると、長男は中学でいじめに遭い、妻の肋骨(ろっこつ)にひびが入るほどの暴力を振るうようになった。その後、統合失調症と診断され、大学からは1人暮らしを始めた。

 卒業後も就職が決まらず、被告は「生きがいを持たせたい」とアニメやパンの専門学校に通わせた。アニメプロダクションを志望したが採用されず、被告から仕送りを受け、約11年前からオンラインゲーム中心の生活を送った。

 2015年には、新しい主治医から発達障害と診断された。被告は薬を届けたり、ごみを片付けたりするため、月2回ほど長男宅を訪問。ツイッターでも「床屋行くのだよ。まず第一歩だよ」などと生活指導をしていた。

 長男は今年5月、約26年ぶりに実家に戻ってきた。妻の前で「お父さんはいいよね。人生、自由になって。自分の人生は何だったんだ」と涙を流したという。直後に被告に暴力を振るい、その6日後、事件が起きた。

 事件前、被告から外部に相談はなかった。被告は「警察沙汰にしても、結局世話をするのは私たち。関係が悪くなるだけ」としつつ、「主治医に相談しなかったのは最大の後悔」と声を振り絞った。証人として出廷した主治医は「連絡があれば措置入院など対応できた」と悔やんだ。 


自分ひとりで背負られたことに胸が苦しくなる。専門家に相談して、措置入院が正解だが、命の危険を感じる、眠ることも厳しくなるほど追い詰められた人が、冷静に判断できなかったのだろう、と感じる。
自分も昔のパートナーがDVでアルコール依存症だった。
包丁をもったら同じような事件になったと今でも恐怖を感じる。
幼い息子がいたから、息子を安心した環境で育てたいと、措置入院することが運よくできて、別れて今がある。
いつ向かってくるかわからなくて、恐怖で眠りが浅い日々のことは、忘れない。
でもそこにトラウマでい続けても、子供は成長するし、一度の自分の人生を楽しくしないともったいない。
経験した人間だけが知る。
今、幸せに暮らすことができて、感謝する。

すべてに感謝。


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