両親の荷物運び出し

母の嫁入りの際の桐ダンスと私が赤ちゃんのときからの桐ダンスと、私の結婚のために用意した桐ダンスのうち、２棹は年代ものなので、荷物を運ぶトラックのお兄さんは、丁寧にパッキングして運んでくれた。

居間に飾ってあった絵画も母が持って行きたいようだったので、急遽運ぶことにした。
夕方トラックを送り出して、お茶を飲んでくつろいでいたら、他の多くのものを処分する業者の社長さんが来て、忘れ物は無いか、金庫は持っていってくれたかと確認しにきてくれた。
父が所持していた金庫は、処分に困るらしく、では、その金庫に財産が入るように私が所有することにしたのに、トラックに持っていってもらうことを忘れたのだった。

すぐに、トラック便の営業マンに電話すると、もう、取りに行けないと言うので、私が倉庫まで運ぶことで了承してもらった。
私の体重くらいある重さの金庫を下段の押入れから外のレンタカーに運ぶまでの様子は可能性思考の賜物だ。

それから、地理があやしい自分がレンタカーのナビをセットして、倉庫まで1時間、高速を飛ばして、到着が夜の8時半。9時までの受付ならよしという条件に間に合う。
そこから、空いた国道を車で走って1時間半。夜10時過ぎに両親宅に着いて缶ビールを飲んて、やれやれいろいろあるなあと落ち着いたのだった。

明日は、朝8時にここを出てようやく移転だ。
息子と4人家族で暮らせる日々がやってくる。

感謝