TVでの自分の姿

２メートルの距離からだんだんアップされていく集団の中の一人として、自分は映っていたが、すぐに自分とわかった。

口を少々とがらせた風のふっくらとした面持ちは、自分の普段の姿なのだろう。

カメラワークを意識して、顔を下に向けるのは、カットされますようにという拒否のしぐさだ。
しかし、意見を明確に言うような雰囲気をかもし出しているので、コメントを求められると、拒みきれない。
自分も取材する仕事をしているので、取材対象者が美味しいコメントを言って欲しくて祈るような気持ちで質問することが多い。
質問と取材する雰囲気を創ることが、取材記事を書く成功への道だと思う。
どれだけ、本質を話していただくことができるか、が勝負だ。
ある新聞社の記者を取材していて、得た言葉で、「取材対象者から、あなたに話せて良かった」と言われるのが、記者冥利に尽きると言っていたが、そのとおりだ。
何事も人間力に尽きる。
人間力をつけるために、今日も人と関わり、自分のやることをコツコツやっていく。
感謝