励ましのメッセージに感謝

ちょっとまだウルウルと心が揺れている。

10年前に、あるプロジェクトのプロデューサーだった方にコンタクトをとる。
この方のメルアドは、昔の上司からFBで教えてもらったもの。

この上司とこのプロデューサーのおかげで今の自分がいる。
ありがたい。感謝しかない。
そしてこの3人というか全部で30人くらいのスタッフで、業界で初めてのものを出した。
売れた。
5年ぐらい、バブルだった。
自分にとって企画バブルで、次々と当たった。
それはいつまでも続かず、他のプロジェクトの企画もバンバン出した。
同僚の企画の手伝いもした。

そして燃え尽きて、都内の一軒家から山間の庭付きのアパートに引っ越した。
1年間、失業保険をもらいながら晴耕雨読の生活。
野菜と花作り、源氏物語の訳と三国志の漫画60巻など読書三昧、近所の国立公園の山あいを一人で歩き回った。

走馬灯のように思い出す。

業界に初めてのものを出すにあたって、古い体質の大きな組織の上層部へ説得する日々をされて最初の予算をひねり出された、プロデューサーの言葉には重みがある。

人徳ある、この方へ、買われるお客様と納期を考えていたにしろ、制作側の自分が生意気なことを言っていた。思い出すと恥かしい。
でもとても可愛がってくださった。このプロデューサーは自分のお手本だと気づいた。
この方もスタッフの才能と熱意を仕事で上手に活かされていた。

自分は上司に恵まれていた。
今はスタッフに恵まれている。
なんと幸運なことだろう。
感謝してもしても底がない。
みんなに喜ばれるプロジェクトにしよう。
感謝