お茶道のふるまいが美しい

住居の内装の会社を経営している友人は、毎年、同業他社と一緒に、お客様や知り合いの方々をお呼びして、イベントのお祭りをしている。
そこで、IHの調理器具などを紹介しながら、クレープを焼いたり、たこ焼きをふるまったりして、集客している。

今回、集客の顧客満足として、会社紹介を兼ねてその友人のをモチーフとしたキャラクターと動物のパネルとして展示し、その絵を塗り絵として、来客した家族の子どもに塗ってもらおうと企画し、用意した。

他の業者さんは、集客イベントのプログラムに、特技のお茶を本格的にたてて、それを来客されたお客様に出されている。
キャピキャピのOL時代の1年間、茶道部だったことを思い出した。
和菓子が食べられることが入部動機だったが、少しでもお転婆が柔らかくなれば、と志したこともあったのだ。

年齢を経て、茶道の立ち居振る舞いを拝見する立場になって、その振る舞いを身につけていたら、女性らしい違う人生を歩んだかもしれないなとほんの少し思いがよぎったが、それでも自分の人生はこれなのだろうと、肯定した。

静かなお茶をいただく時間と機会に感謝した。