ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

高齢者の乗用車運転免許返納について

2019年04月20日 14時13分54秒 | Weblog
去年、区役所で待っている時に、隣に座られた70歳後半の男性が声をかけてきた。
免許証を返納しにきたという。
田舎で暮らしているから、車を運転していても危険を感じないから、運転し続けたいのだけれど、息子が毎日のようにうるさく返納せよ、と言ってくるから、仕方なく夫婦で免許証を返納するという。

どこかへ行くにもタクシーやバスに乗らないといけなくなると、外出が億劫になるという。

そうだよなあ。
田舎に住んでいるなら尚更だ。
近所の温泉に行くにも、不便になる。
買い物なら尚更だ。
これから高齢者人口が多くなっていくばかりの日本で、車の運転ができないで困る人たちが多くなる。
物資の配達が多くなるということね。

2年前に亡くなった父は、70歳半ばで、ブレーキとアクセルを踏み間違いして、事故を起こして、免許証を返納した。
アルツハイマー症の母が助手席に乗っていて、横転した車の中から、父は母を助け出したという。

その後、母は認知症が強くなり、夜中に大騒ぎして父は夜眠ることができなくなり、私が迎えに行って、私が住む町に引越しした。
飛行機で高齢者割引があったのと、母が機内で騒がずおとなしく私の手につながってくれたことが幸いした。

人はいつ死ぬのかと同じくらい、自分の老後がどうなるかは予測できない。

両親は二人共、がんになった。
母は糖尿からアルツハイマー症になり、突然食欲を失くしたので、検査したらがんが末期で見つかった。
父は胃がんで胃を全摘出してから、転移もせず最後は老衰で亡くなった。

二人共あまり苦しまないようにあの世へ旅立ってくれたのがよかった。

今回の事故で高齢者の方々の家族は、親の運転があやしくなってきているのを確認したほうがいい。
自然の流れで、車の運転は厳しくなってくる。

自分はちょっとした追突事故を起こして、車を手放した。
眠気が強くなるような余裕のない生活をしているから、そういう人間は車に乗ってはいけないと自分を戒めている。
今も睡眠不足の日々だから、車を運転しない。

すべてに感謝。


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