自分の世界に入って内観しながら、仕事をする

２７人のうち、食べ盛りの体育部所属の高校生が２３人のお腹を満たす食事を作る。
ようやく顔と名前が一致してきた。
食べ物の嫌いなものも少しずつ情報を得ている。
作った食事を提供している時間は、その少年たちと会話をする余裕が自分にあれば、声をかける。
余裕がない場合は、少年たちがおしゃべりしている内容を小耳にはさみながら、手を動かして調理する。

体育部だから、礼儀正しくしつけられている。
素直で優しい子達ばかりだ。
私が余裕のない様子だと、気を遣って手伝おうとしてくれるところに感謝する。

食事を提供している時間は、朝夕ともに３時間ずつ。
そのほかの時間、台所にいる場合、スマホでYoutubeで聴きたい局を選択して、ノリノリで半分踊りながら、食器を洗ったり、なべの中のものをかき混ぜたりしている。
大概は、レディ・ガガの曲で、集中力を高めている。
そうすると１時間は、集中力が保たれる。

すべてに感謝。