ゲーム没収後の息子への手紙

「本来やることをやらないで、ゲームをだらだらとやり続ける息子の良いところは、活かされない」
「ここにある単行本5冊の読書感想文をそれぞれ1000字以上書いたら、ゲームを返します」と、プロ野球選手の伝記5冊と手紙を居間のテーブルに置いて、仕事の会議に出かけた。

帰宅したら、息子は眠るまでその本の1冊を読んでいた形跡があった。

これから、ゲームをやり続けるための課題を、ちゃんと息子の目標に合わせて、与えていくことが必要かなと思うようになった。

自分の夢の「プロ野球選手になる」に向けて、どうしたらいいのかを考えてもらって、自分のやることを自分で決めてやる、という習性をつけてもらいたいと考えた。

そういう私はどうよ、と自分で自問する。
自分の夢に向かって、亀のようだが、歩いている。
でももっと強い心でいくほうが、早く達成するだろうとも気づいている。

息子の姿は私の鏡。
自分で反省し、行動しよう。
感謝