ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

ふと思った

2017年10月22日 18時54分57秒 | Weblog
選挙について、考えたのではない。
投票所は、徒歩8分位の中学校。
息子が中学入学と共に、今の賃貸アパートに入居した。
その前は、両親と一緒に暮らすつもりで、3LDKの賃貸マンションに入居していた。
だが、認知症の両親と共に暮らすのが困難になって、二人とも24時間対応の施設に転居した。
息子と二人でしばらく住んでいたが、家賃が高くついたので、2年住んだ高級マンションを出て、安くて日当たりのいいアパートに移ったわけだ。
息子は、不満そうだったが背に腹は変えられない。

その中学校に3年息子は通ったなあと感慨深く思いながら、投票を終えて帰宅の道を歩いていた。
新築の一戸建てに灯りが燈って、電化製品と少しの家具が入れられて、カーテンはまだない状態で、リビングの様子が丸見えのお宅があった。

内壁も外壁も真っ白で、灯りが映えていた。

あ~、昔、新築分譲のマンションに住んだことがあったが、6年も経たないで出てきてしまった。
一緒に住んだ事実婚の夫と別れたからだ。

それからずっと賃貸の住まい。
自分名義の家を持とうという夢を持たず、経済力もなく、息子をやっと育てたことだけ、自分でも褒めよう、とふと思った。

家をもつことだけが幸せではない。
風来坊の自分は、もうつなぎとめる両親の介護も子育てもないから、どこへ行って野垂れ死んでも、かまわないのだ。
一人で生まれて、一人であの世に行く。
その間、命のある間に、夢や目標をもって、自分で決めたことをやって、夢が叶えばいいし、関わる人たちと楽しい時間を過ごせばいいや、という境地になった。

家を持てば、そこにずっと住んで地域に根ざすということだ。

近所に住む友人たちは優しくしてくれる。
でも、ここにずっと暮らさないだろう。
仕事も変わる予定をしている。

風来坊、いつ本領を発揮するか。
自分でもわからないけれど、なんとかなるだろう。

すべてに感謝。



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