今年最後の座禅断食合宿二泊三日

年に3回、この二泊三日の座禅断食合宿に参加することを自分の健康への投資と考えている。
3年目で今回で9回目だ。

内容は、金曜の朝から食事をせず、水のみ。
金曜の夕方6時までに、合宿する施設へ集まり、定員18名の方々と挨拶をする。
ほとんどこの合宿をリピーターされる方々で、毎回2名の方が新しく参加し、5回以下の参加の方が残り半分、5回以上のリピーターの方が残り半分だ。

リピーターの回数が長ければ楽という訳ではなく、その方の持病やどんな食事をしてきたか、健康的な生活習慣をしてきたか、病気になりやすいような遺伝体質か、などのその方自身の体が資本で、健康にしたいという意識はみな同じだ。

金曜の夜7時から9時まで、毎時25分、座禅を組み、残りの時間は休憩時間だ。
体調が良くない方もいて、割り当てられた和室に布団を敷いて、横になって休んでおられる方が半分、残りの方は、休憩室の和室で、柿の葉茶や水を飲みながら、健康談義や美味しい食べ物のお店や調理法などの情報交換している。

夜10時消灯で、ほとんどの方がすぐに眠られる。

翌日土曜は、朝6時起床、6時半にお経を唱える。
7時から、同じように毎時25分座禅で、2日目は、自由時間や皆で自己表現の話をする時間もあり、2日目は、10回座禅を組む。

自己表現の時間は、各自自分のことや今抱えている悩みなどを話す方もいる。
今回、自分を責めてこられた方がそのことについて号泣しながら、皆へ話されていた。
苦しかったのだろう、それも心のデトックスと皆は受け入れて、温かくお話しする。

この合宿は、そのような温かい人間交流の場でもあるので、健康にしたいのと同時に、癒され荷も来るのだと自分は思っている。

これからは、このような心身を健康にして、癒される場が特に必要になると思っている。
スマホなどの浅い交流で、人の良さを感じ取れない、心の難民が必要とする場が同じ目標で苦しい断食をしながら、本音を語り合える時間が良いと思うからだ。

運営者の人間の器で集まるこのような場に出会えて、感謝だ。