ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

センター試験、お疲れ様でした

2018年01月14日 14時32分29秒 | Weblog
2年続けてセンター試験を受験した息子は、今、一応国立大学に通っている。
高校3年生の時は、H大の理系を目標にしていて、受験勉強を一所懸命にがんばっていた。
自分も神頼みをして、祈るように息子の後姿を見守っていた。
センター試験2日間は、ドキドキして家で過ごしていた。

2月の中旬に母が亡くなり、その葬儀の場所に来ながらも、自宅で最後まで息子は勉強をがんばっていた。そして残念ながら現役での合格は叶わなかった。

高校の卒業式など、合格した同級生を見ながら、担任の先生たちともう浪人をする意思を伝えていた。
他の再チャレンジャーたちは、予備校に通うと話していたが、そんな経済的余裕はないので、宅浪で、しかもアルバイトをして自分のこづかいを確保してほしいと伝えた。

4月入ってすぐに近所のファミリーレストランにアルバイトが決まり、週の半分はアルバイトして慣れるまで勉強する姿は見えず、高校の時に夢中だった演劇の講座に通っていた。

その演劇の講座とアルバイトを夏までに終えて、本格的に受験勉強を再開したのが、9月。
それまで開いていた参考書は、10ページ目くらいだった。

自分の部屋にこもっているが、ベッドに横になっている姿が印象的で、祈る日々だったが、息子はストレスをためていて、母である私と口を利くこともなく、家の中はぴりぴりしていた。

息子の受験勉強時代、ピリピリしていたことと、家族の私にしか当たれないのだろう、強い言葉で、私の円形脱毛は、500円玉大より5ミリ大きくなって、髪を切りに行かなかった。
ストレスで円形脱毛になるのは、これが初めてではなかったので、胃潰瘍や他の病気よりは、医者にもかからず楽だと思うようにしていた。

去年のセンター試験で、前年よりセンター試験の点数が取れず、H大はまったく棒にもかからないとなった時、息子は悲鳴をあげた。
「どうしよう」と帰宅してすぐに不安をもらしたが、自分はそれにオタオタしてしまい、その代わりに人生指南書らしい本を何冊かを、部屋にこもった息子に渡した。

生き方 稲盛和夫
一瞬で自分の夢を実現する方法 アンソニーロビンズ
負けを生かす技術 為末大
人生計画の立て方 本多静六

自立論 サミュエル・スマイルズ
7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー

自立論と7つの習慣は、自分の座右の書。

でも今までに読まれた形跡はない。

高校の受験指導や担任だった先生にすぐに相談したのか、その夜には、今通っている大学を受験すると言って、翌日には、赤本の受験問題集を買って、本試験の数学だけに集中して取り組んだ。

2月25日の本試験まで1ヶ月、がんばって、3月10日の合格発表のときは、存命していた父も喜んで、私も大いに安心した。

その大学に先に入学した同級生から、入居しているアパートには、電化製品とベッドがあって家賃も安いと聞いて、翌朝一番のバスに乗って、入居の契約をしてきた。

そして、今に至る。
息子は学生生活を楽しんでいる。
彼女もできて、好きな演劇サークルも楽しんでいる。
良かったなあと幸せな気持ちで感謝している。

すべてに感謝。


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