ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

いやー、あるところにはあるんだー

2013年05月18日 16時04分57秒 | Weblog
医療関係のお仕事をされていたご主人を亡くされて、相続税対策をされても、数千万支払わなくてはいけないそう。

ご主人の退職金だの、保険金だのを相続し、億のお金が動いて、税対策が大変だったー、というお話を、ランチの場で伺う。

この方、もともと証券営業レディだったので、大きなお金を仕事で扱っておられたのだが、結婚されて御主人のお仕事をサポートされてきた。

朝8時から夜の10時頃まで休日を除いて毎日仕事。
医療の接客サービスなので、気をたくさん使われただろう。
それを20数年続けてきての、このご褒美のお金。
もちろん月収は私の数倍以上はある。
もう、一生遊んで暮らせるお金があっても、洋服、ブランドのもの、宝石など見向きもしない。
車はベンツだが、5年以上乗っている。
築30年の自宅と医院兼住宅の瀟洒な建物はローンが終わっている。
年に一度の海外旅行も、正月休みや夏休みに3泊4日ぐらいで、資産や貯金額からすれば、贅沢なものでもない。
食べ物は、多忙なので近所のレストランのランチか夜はお弁当。
お金を使わない。
そして、雇用されている医業の方を中心にまだお仕事を続けられる。

同じ財産があったら私はどんな生活をするだろうか、と想像しながら、お話を伺っていた。

「宝くじに当たったようなもの」と話す表情に、肩の荷が下りたようなほっとしたため息を感じた。ローンを全部終えたから、なんの心配がないのだろう。
私は相続をするような財産は身近にないから悩まなくていい。
お金がたくさんあったら便利だけれど、だからといって仕事を辞めるつもりはさらさらない。
仕事がらみの交流も楽しいし、今のままでいいとは決して思わないが、利益を自分の仕事で多くしたいという目標を死ぬまで追いかけていく。
自分の仕事を通して、人々が幸せに、元気に楽しくなってくれればいいので、お金をただ儲けるためには仕事をしない。

ただ、数億のお金を身近で動かしている方と830円のランチを食べている自分が面白かった。
あるところにはあるんだねー。
面白くて感謝。






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