TOKYO FMの番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」より
◆何か隠しているとしか思えない
「結婚3年半目。私の夫は海外(ベトナム)で仕事をしており、先週2ヵ月ぶりに帰ってきた矢先、離婚を告げられました。理由は、私との相性の不一致と、全く違う仕事をしたいからとのこと。突然のことでとても驚きました。私は、簡単に決められないからゆっくり考えようと2人で決めましたが、それからも夫は私を避けるようにしており、何か隠しているとしか思えません。あちらで好きな人ができてしまったのではないか、私を嫌いになってしまったのではないかと、あれこれ悪いほうへ考えてしまいます。
私はもちろん、何があろうと起ころうと、夫と別れたくはありませんし、愛しています。年の差婚です。これまでいろいろな壁を2人で乗り越えてきました。簡単に壊れるような、やわな関係を築いてきたわけではないのです。ですが、夫は話し合おうともせず、少しでも話そうとするものなら『今は話したくない。もう少し時間が欲しい』と言うだけです。夫に合わせ別れてあげたほうがいいのか、この先解決できるのか、本当に不安です」
◆江原からの“ことば”
「これは、厳しいな。可哀想ですね。“別れ方で、人の価値がわかります”と、番組の冒頭で言いましたが、この夫の在り方、好きではないな。しかし“何があろうと起ころうと、夫と別れたくはありませんし、愛しています”というのも、どうなのだろうか。こういう状況の中で、夫の人格を疑問に思わないのだろうか。人間というのは、思い出の中で生きるものだと思う。誰でも、良いときというのはある。別れるとき、最後のときは一番嫌。しかし、良いときがあったのも真実。いつまでも継続することが大事ではなく、その思い出を大切に温めて生きるべきだと思うのです。
あなたが決めることだけれど、この状況がずっと続くのであれば、その良いときを胸に、新たな人生を送ることもひとつあるのではないかとも思います。ご主人に“このままずっと変わらないの?”と訊いてみるのもいい。“結婚したことは良かったの?”と訊いて“良かった”と言ってくれたならば、それでいい。良いときがあった。そして本当に愛してくれていたというのがあったならば、それを胸に生きていけます。としたら、美しいのではないでしょうか」
理不尽な別れを宣告されて、妻である自分を避けている夫と別れたくない、愛しているっていうのも、なぜなんだろうなあ。いろんな壁を二人で乗り越えてきて簡単に壊れるような信頼関係じゃない、と思っている妻に対して、江原さんは優しく、「愛されて良かった想い出をもって次に愛される人との人生を歩んだほうがいい」と伝えている。
話し合いを避ける不誠実な夫に対して、追っても無駄だとはっきり伝えないところが江原さんの優しさだ。
あきらめたほうがいい、って思ってしまった。
人の心は不安定だから、自分は、夫やパートナーに経済的にも精神的にも依存しないように、仕事を続けてきた。
仕事をもっているご夫婦で別れないで暮らしているのは、凄いなあって思う。
今度結婚することがあったら、別れるのはいやだなあ。
墓まで一緒とは言わないが、最後までいいパートナーで助け合っていきたいなあ。
心に響くことが多くて、書きとめておきます。
すべてに感謝。
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