贅沢なそばランチ

普段はある会社の専務さんだが、創作料理をするのが趣味で、毎朝のパン作り、イベントの際の焼きそばは、プロ並みだ。
仲間で宿泊して自炊するとなると、シェフを買って出て、すべて調理してくださる。

そんな方から美味しい蕎麦を食べに行くけどどう？というので、はい、喜んでと返信する。

いつも奥様と奥様のお母様がご一緒にランドクルーザーの愛車で迎えてくださる。

さて、ナビの案内を元に、私の家から車で30分位走って、住宅地のなかの隠れ家のような蕎麦屋さんを見つける。
店主の自宅を改装して一部をお店にされたようなたたずまい。
11時半の開店だが、10分前なのに、数人列をつくっていた。
すぐに自分たちも列に加わり、すぐに席に着くことができた。

ユリ根と小エビのかき揚げせいろと玄米ご飯を頼む。
他に鴨蕎麦などもある。

席から美しい庭が眺めることができて、紅葉が映えていた。
入口に待たれるお客様がいるので、ゆっくり味わうことが憚れて、食べること30分位で、店を出る。
次は、専務が奥様に約束されていた、珈琲とケーキが美味しい、石造りの喫茶店へ向かう。
ここは、自分がよく利用する店で、天井が高く店内も広くて、隣の席が遠く会話が聞こえないので、打ち合わせに利用する。

ここで私の両親のこと、Ｄのこと、息子の受験勉強様子などを聞かれたままに話す。

この家族は私の親戚のような方々なので、気遣ってくださる。
ありがたい。

自分はがんばるのだ。
見守ってくださる方々に感謝を表現したい。

すべてに感謝。