ネタばれがあるので、了承ください。
BS放送で、「ひまわり」を観る。
ソファー・ローレンのスタイルの良さも目を引くが、運命のすれ違いで愛し合っている男女が別々の人生を歩むことを選択するストーリーに心を奪われる。
戦争で死んだと言われても、生きていると信じて待ち続け、探しに行った妻が、探し当てたら、夫が家庭をもって可愛いい子供がいた。
戦争で引き裂かれた夫婦で、こういうケースがあっただろう。
記憶を失くした夫が、目の前で癒してくれる美しい女性に心が魅かれて、子供を作るってことは自然だ。
自分の居場所がわからず、受け入れてくれる女性から優しくされたのだから。
でも待つ身の妻は、夫が帰ると信じて、自分で生活をしている。
やっと見つけた時、自分より若くて美しい女性と可愛い子どもがいると知った時、心が引き裂かれるくらい泣いていたシーンに心が痛くなった。
夫のほうは、前の妻が探しに来て顔を見たら、その妻のことを思い出した。
それからの若いほうの妻の心労も想像する。
それ以来夫は自分のほうを見ないで黙って考え込んでいる。
気持ちに決着してもらうためにも、夫を前の妻に会ってもらうために、若い妻が送り出す。
これも強い女性だ。
夫は、前の妻にようやく会う。
その妻も新しい家庭を築いている。
でもその妻は会うことにした。
妻の現在の夫は、夜勤でいないので、家のなかに前の夫を入れて話し合う。
お互いに未だに愛し合っていることに気づく。
そこで、赤ん坊の泣き声がする。
その妻にも子供が生まれていた。
会いに行って子どもがいる家庭をもっているから、もう夫を取り戻せないと判断して、新しい人生を選択したのだ。愛する家族を作ることで、癒されていい。
お互いに家族ができているから、愛し合っているのがわかっただけで、お互いの家族の元に戻るのがいいのだ。
そこで、子どもが成人して、お互いの伴侶が亡くなって、まだ相手を愛していたら、そのときは一緒に暮らすのもいいのだろう。
この映画をじっくりと味わうことができて、幸せだ。
運命のすれ違いで、人生を深く味わう、映画や芸術を味わうことができる。
愛し合っていることがわかればいいのだ。
でも、自分の夫や妻が、ほかの人を愛しているのがわかっているのに、一緒に暮らす、愛することができるだろうか。
それも人生の修行だ。
自分自身も相手への思いが募っているのをなんとか鎮めて、目の前の家族を愛していける人生を送る選択をしたなら、感謝して愛する。
なんだかなあ。
子どもを思って引く。
でも子どものせいにしたら、心が苦しくなる。
要は、どんな選択をしようが、自分で決めたことだから、責任をとる、ってこと。
いい映画だった。
こんな作品を書けるか。
すべてに感謝。
BS放送で、「ひまわり」を観る。
ソファー・ローレンのスタイルの良さも目を引くが、運命のすれ違いで愛し合っている男女が別々の人生を歩むことを選択するストーリーに心を奪われる。
戦争で死んだと言われても、生きていると信じて待ち続け、探しに行った妻が、探し当てたら、夫が家庭をもって可愛いい子供がいた。
戦争で引き裂かれた夫婦で、こういうケースがあっただろう。
記憶を失くした夫が、目の前で癒してくれる美しい女性に心が魅かれて、子供を作るってことは自然だ。
自分の居場所がわからず、受け入れてくれる女性から優しくされたのだから。
でも待つ身の妻は、夫が帰ると信じて、自分で生活をしている。
やっと見つけた時、自分より若くて美しい女性と可愛い子どもがいると知った時、心が引き裂かれるくらい泣いていたシーンに心が痛くなった。
夫のほうは、前の妻が探しに来て顔を見たら、その妻のことを思い出した。
それからの若いほうの妻の心労も想像する。
それ以来夫は自分のほうを見ないで黙って考え込んでいる。
気持ちに決着してもらうためにも、夫を前の妻に会ってもらうために、若い妻が送り出す。
これも強い女性だ。
夫は、前の妻にようやく会う。
その妻も新しい家庭を築いている。
でもその妻は会うことにした。
妻の現在の夫は、夜勤でいないので、家のなかに前の夫を入れて話し合う。
お互いに未だに愛し合っていることに気づく。
そこで、赤ん坊の泣き声がする。
その妻にも子供が生まれていた。
会いに行って子どもがいる家庭をもっているから、もう夫を取り戻せないと判断して、新しい人生を選択したのだ。愛する家族を作ることで、癒されていい。
お互いに家族ができているから、愛し合っているのがわかっただけで、お互いの家族の元に戻るのがいいのだ。
そこで、子どもが成人して、お互いの伴侶が亡くなって、まだ相手を愛していたら、そのときは一緒に暮らすのもいいのだろう。
この映画をじっくりと味わうことができて、幸せだ。
運命のすれ違いで、人生を深く味わう、映画や芸術を味わうことができる。
愛し合っていることがわかればいいのだ。
でも、自分の夫や妻が、ほかの人を愛しているのがわかっているのに、一緒に暮らす、愛することができるだろうか。
それも人生の修行だ。
自分自身も相手への思いが募っているのをなんとか鎮めて、目の前の家族を愛していける人生を送る選択をしたなら、感謝して愛する。
なんだかなあ。
子どもを思って引く。
でも子どものせいにしたら、心が苦しくなる。
要は、どんな選択をしようが、自分で決めたことだから、責任をとる、ってこと。
いい映画だった。
こんな作品を書けるか。
すべてに感謝。
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