就活レポート～１社目の面接～

前夜は0時前に眠った。
5時前に目覚めて、カーテンの隙間から外が明るくなるのを眺める。
冬の間は、6時台でもまだ暗くて、寝坊しがちだった。
5時台で外が明るくなると、さあ、1日が始まるぞ、という気持ちにスイッチが入る。
ただ、早く明るくなるだけなのに、自分の心理は不思議だ。

10時半の面接だから、9時45分に家を出れば、余裕で間に合う。
場所も大きな商業ビルの裏と聞いていたから、特に事前に確かめなかった。

銀行ＡＴＭで振込み等を済ませて、電車に乗る。
目安となる商業ビルを目指したのに、地下道で反対のほうに出てしまって、地上に出て急いで向かう。
面談先の方から目安のビルの裏と聞いていたが、ないので、歩いている人に尋ねて、目安ビルの横のビルと判明する。
時間は、ちょうど約束の時間になった。
こういうとき、時間に余裕をもって出るスキルを身につけておいて、助かったと胸をなでおろす。

5年前までは、ぎりぎりまで家事をしたり、息子に置手紙を書いたりして、いつも時間に余裕がなかった。
そういうときに限って、くつを履いたのに、鍵や携帯電話をテーブルの上の忘れたりして、バタバタして、また2分とか遅れてしまって、駅まで走ったりするあわてんぼうだった。

息子が高校生以上になると、携帯電話を持たせたので、何かあればメールを送っておけばいいし、今は離れて暮らしているので、特に日々の伝言もない。家事も自分だけなので、追われることもない。

さて、面談は、笑顔でスタートして、話も楽しく、終わりも丁寧なお辞儀等で終わり、ほっとしてビルを出た。

内容としては、経験が少ないので不安があるようだったが、明るい元気な人なので、という６０点くらいの面接評価だった。
私の他に、経験がある方の面接を終えてから連絡をするということだったので、ただ待つしかない。

100円ショップでこまごまとした買い物をしながら、だんだん緊張を解いていく。

帰宅してハンバーグを作って遅い昼食を食べたら、一気に力が抜けた。
2時間ぐらい、うつらうつらしながら、オリンピック競技中継を眺めて、体を暖めた。
充電のように体を暖めないと動きたくない。

さて、冷蔵庫や食品棚にある食材を使い切る、断捨離を進めるよう、動いていこう。

すべてに感謝。