ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

いただきますの意味

2013年02月25日 18時30分30秒 | Weblog
小玉さんという方の記事より転載し編集した。


「なんで食べる前に『いただきます』って言わなきゃいけないのか?」

「それは、命をいただく動植物、食料を生産してくれた人、そして調理してくれた人に
感謝するため」

中学2年生の理科で、「動物の生活と種類」という単元があり、その中で動物と植物の違いについて学習する。

動物と植物の一番の違いは何か?

「動物は、食べるために動かなければならない。
植物は、食べる必要がないので動かなくていい」

植物は動けない、じゃない。動かなくていい。

なぜか?

生きていくための栄養を、自分の力で作り出すことができるから。

私たち動物にはそれができない。

だから、どうしても他の生き物を「食べる」必要がある。

動物だろうが植物だろうが、どんな生き物であっても、自分の命の限り精いっぱい生き続けたい、そう願って生きていると思う。

私たち動物は、そんな他の生き物の「いのち」を奪わなければ、一時も生きていくことができない、悲しい宿命を背負った生き物。

食を考えることは、命について考えること。

このことを、どうやって子どもの心に響かせるのか、そして、どうやって子どもの心に火を灯していくのか、それが、きっとプロとしての教師の仕事。

九州大学大学院助教授の
佐藤剛史先生が書いた、

「自炊男子~『人生で大切なこと』が見つかる物語」
の中に出てくる話。

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「いただきます」「ごちそうさま」を なぜ言わなければならないか?

「いただきます」の意味の一つは、「作ってくれた人の命をいただく」ということ。

命とは時間。

ある人が80歳で亡くなったとしよう。

ということは、80年間という時間がその人の命。
今朝母さんは、30分かけて朝ご飯を作った。
今日の夕食、母さんは、1時間かけて夕ご飯を作る。

その朝ご飯にはお母さんの30分ぶんの命、夕ご飯には1時間分の命が込められている。

みなさんが生まれてから今日までの間、お母さん、お父さんは、自分の命の時間を使って、みんなを食べさせてきた。

そして、これから親元を離れるまで、ずっと、みなさんは、お母さん、お父さんの命の時間を食べていく。

「いただきます」の意味の一つは、「作ってくれた人の命をいただく」ということ。

食べ物を粗末にすることは、作ってくれた人の命を粗末にすること。

心を込めて、「いただきます」「ごちそうさま」を言おう。

食べ物を作ってくれた人に感謝の気持ちを忘れないようにしよう。


とても良い話。
思春期の息子に話すと、うぜーと拒食されそうだが、思春期前に伝えると良いかも。
ありがとうの気持ちで転載した。
感謝


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