「ナポリの隣人」

仕事に夢中になるのはいい。
だが、家族や友人、パートナーとの関係も大切にしたいね、愛情をかけて声かけてあげたいね、ということを確認した。
仕事と家事と育児で、昔のパートナーには優しくできず、だんだん冷たくなり、とうとうおかしくなって別れた。
仕事や技術に関するスキルは抜群な方だったから尊敬して一緒になった。
でも仕事をしない状況になったら、愛情がまったくなくなった。
自分は真に人を愛することができるのか、と自分の愛情を疑問に思った。

一人で息子を育てていくにあたって、息子に愛情を注いだ。
大学生になって離れて暮らす息子のことを夜眠る前に思うが、たまに会うとやはり嬉しい。

この映画を観て、血が通っていなくても心を通わすことができたら、家族同様、思いやって優しい交流になるように行動していけたらいい、と感じる。
今、仕事で関わる若者たちにも、母親のような愛情を感じる。

今日も映画館で１０分くらいだと思うが、よく眠った。
眠っている途中の細かい筋はすっとぶが、だいたいの流れと台詞で想像で楽しむことができる。

映画って本当に心の栄養になる。

すべてに感謝。