嬉しいと心身の元気が出る

自分が非常勤で講義をもつ専門学校で開催される学生の舞台を観る。

友人クリエーターに仕事の打ち合わせを兼ねて観劇を時間が許す限り観てもらった。

今、いろいろ起きていることで、忍耐をしているその方に、勇気と元気を出してもらいたい、ただそれだけだ。

自分がその方に何ができるのか、といつも考える。

考えてできることを進める。

ただその方にも方針があるので、提案をしつつ、方針考えを伺いながら、進めていく。

観劇自体は、展開が早く、流れをつかむのが、自分には厳しかった。

自分はどこを観ているのか、と思うくらい、把握が鈍いような気がする。

一度観ただけでは理解できないので、明日も違うグループが同じ題目を演じるので、演出の違いを楽しもうと考える。

観劇の前に、新しい門出に出ようとする女性から話を聴いた。

自分とは正反対の性格の方で、思いやりがあって静かに仕事を進めるタイプの方。

話を聴いているうちに彼女が目を赤くして、ティッシュで目頭を押さえている。

「え？なぜ泣く？」と思いきや、今まで抑えていた感情がほとばしったようだ。
その感情を引き出して、共感してしまったがゆえに、嬉しかったようだ。

こんなに感情を抑えていたのは辛かっただろうなあと正直心からハグしたくなった。

それを彼女が感じたのだろう。

夢に向かって一歩進む彼女を、静かに応援して見守ろう。

自分もまだまだ挑戦していく。
出会いに感謝。