引越しの準備の準備

引越しは大仕事だ。
2年半前に引っ越したときは、このマンションが気に入ったので、ずっといたいと思っていた。しかし、背に腹は変えられないし、身軽になっていたほうが良いのだと言い聞かせる。

嫁入り前のマリッジブルーのように、新しい生活環境に飛び込む際の躊躇をしているようだ。

引越しをする、ということでも無ければ、倉庫の荷物を処分しないだろうし、仕事部屋のいらないものも処分しない。

本をブックオフで買うことが多いが、自分のもっている蔵書を余り売る気にならない。

また読み返すことはほとんどないのだろうが、自分が一生読んできた財産のような本をいつでもまた短時間でも読み返したい、という機会をもっていたいのだ。

そんな余裕のある時間をこれからもつんだ、という意識でいると、ワクワクする。

時間に追われるような生活ではなく、例えば、朝の1時間を好きな読書にあてて、1日をスタートする、くらいの自分へのご褒美をもっていたい。

粗大ごみ引き取りの連絡、荷物の整理、引越し運送屋さんへの見積もり依頼、電気ガス水道電話郵便物の移転手続き、荷物梱包、ご近所へのご挨拶、など、日程を概算で組んでおく。すると、心の準備が出来て、多忙でもチェックできて、パニックにならないだろう。

仕事と平行してやる引越しの準備は、やり終えたら、自分にご褒美しよう。
感謝