「じんじん」2回目鑑賞

今週2回目の鑑賞。
一度目は友人オヤジ二人と、今日は一人でクリエーターの眼で観る。

自分だったらカットする場面がチョコチョコとあり、入れたい演出もある。
例えば、北海道の地元の方々の協力あっての映画だろうが、エキストラの方が多いなあという感覚。
また、体験農業後に地元の食べ物を食べながら、高校生に地元の方々がいろいろ話しているシーンで、不倫の話をしているくだりがあって、なぜこんな話のシーンをここで入れたかったのかわからない。

入れたいのは、なぜそんなに主人公が奥様に嫌われたのか、離婚の原因はなんだったのか、を娘に明確に説明されたかなあ、と。

大道芸人じゃあ、旅も多いし、経済的に不安定だから、奥様が不安に思って前夫だった主人公と別れたの？
再婚した夫が、地元で長くやっている自営業者で黙って真面目に仕事をしているから、そうなのかなあと想像する。

最後に娘に男に気をつけることをアドバイスする際にも匂わすから、やはりそうなのか。

主人公の大地康雄さんの熱演が目立つ。
また娘さんと新しいお父さんがぎこちなく交流していく様子が、微笑ましい。

映画の素晴らしさを堪能して感謝して眠る。
ありがたや～。