ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

「悠々(ゆうゆう)として急げ」

2021年01月13日 14時27分29秒 | Weblog
人の心に灯をともす   より

「悠々(ゆうゆう)として急げ」という言葉がある。
この「ゆっくり、いそげ」と同じラテン語だが、こちらの訳も深みがある。
不世出(ふせいしゅつ)のアマチュア・ゴルファーと言われた中部銀次郎や、作家の開高健が好んだ言葉だ。
二人とも、「悠々として急げ」という題名で本も出版している。
ゴルフはスピーディなプレイをしなければまわりが迷惑する。
だから急がなければならないが、しかし、悠々として、王者のごとく急ぐこと。
余韻の残る王者のゴルフをめざすなら。
人生は結局、どっちの道を行っても同じ、どの列に並んでも同じ、と肚をくくること。
間違ってもうろたえて、人数が少なそうな列に並び変える、などということはしてはいけない。
また、開高健は、
「漂(ただよ)えど沈まず」という言葉も好んだ。
パリ市の紋章に書かれているラテン語だという。
長く続く歴史の中で、パリ市は戦争に翻弄され続けた。
ある時は他国に占領され、あるときはテロ攻撃にさらされた。
しかし、まさに「漂えど、沈まず」だ。
人もまた、かくのごとし。
世の中が騒然とすればするほど…
異常事態になればなるほど…
「漂えど、沈まず」
王者のごとく…
ゆっくり、いそぐ人でありたい。


コロナ禍で、海外へ行く予定がまだ見えない。
全世界的に混乱し、観光経済もスタックしている。
そんななかでも、準備をし、チャンスがきたらすぐに動けるようにしておきたいという思いが強い。
待つ、なかで何をどう行動していようか、と考え付くままにしている。
人生の転換期のなかで、すべては自分の人生がいい方向に向かっているのだと感じ取る。
未来を見据えつつ、足元の今の目の前の人たちに仕事でもプライベートでも喜んでもらえるために何ができるか、を考えてそっとしていく。
笑顔でいる。
昨晩、夜中に咳で起きてしまって、ふと考えた。
時を待ち続けるのか、その際、一度転居するのだから、転居費用がかかる。
あと2ヶ月でその移動を決意する。
心配はしない、ただどうなってもそれが自分のいい方向なのだと自分に言い聞かせる。
無理に言い聞かせていないか。
小林正観さんが言われているように、自分が生まれてくる際、自分の人生シナリオを用意してくるという。
そのシナリオ通りに問題が起き、乗り越え、暮らしていくのだという。
だったら、今の自分の暮らしもそのシナリオの途中なのだ。
どう考え、どう行動しようが、すべて自分で用意していることなのだ。
悩み不安がるのではなく、どうしたら楽しく切り抜けられるかを考えて、なんとかやっていく。
今、出会って関わっている人たちといい人間関係でいる。
いい気分でいる。
そういう日々を過ごしているうちに、ふとこうしよう、というアイデアが出てきそうだ。
動きながら、情報アンテナを立てておこう。

すべてに感謝。



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