帽子を編み終える

６０ｇの太い毛糸２個でザクザク編んだ帽子。
毛糸が２色の混ざり毛糸なので、模様が無くても寂しくない、良い感じ。
自分の帽子も１０年位前にセーターの余り毛糸で編んだものだが、未だに暖かく被っている。
手作りのものって、存在感があって暖かさが余計ある気がする。
作り手の魂が入っているから。
自分で創っておいて、特別な思い入れを感じるのだから、人にプレゼントしたら、どんだけだろうか。

まだトップの糸を絞ったりする仕上げ部分は明日、説明書を見ながら１時間ぐらいで出来上がるだろうとふんでいる。
試しに自分の頭にかぶってみた。
暖かく良い感じ。
サイズもぴったり。

買ったら千円２千円で良い帽子はあるのだが、自分で創るというところに付加価値がある。
クリスマスケーキだって、クッキーだって、買えばそれぞれ３千円、千円で美味しいものがある。それを材料費と時間をかけて自分が創るところに、心と愛を込めるから、美味しさを感じるのではないか、気持ちの問題ではないか、と思って、自分で創る。

明日以降、セーターのつもりだったものが、予定変更になって自分のニットチュニックになったものに、気分転換のつもりで、夜１，２時間、編み物を映画の英語を聴きながら編むことにした。
これが趣味かもしれない。
読書も映画鑑賞も、趣味というより仕事に近いので、編み物を趣味としよう。
やった～。
なんだか嬉しくなった。
１つ創り上げると、嬉しい。
自分のもやもやを編んで、ストレス発散のような気持ちになっている。
自分のお菓子作りも似たようなものかもしれない。
息子からケーキはいらない、と言われた。
がっくり。
自分だけに１つ買おうかな。
息子だけに鶏のモモの骨肉を買ってあるから、良いかな。

今日も無事に過ごせて感謝。