なんだかなあ

ＴＶ映画を観ていて、このような映画のシナリオを書くにあたって、どうすればいいか、を聞いてきたので、答えた。
私の言うことがわからなかったようで、頭で考えていないで、書いてみれば、と伝えると、怒ってきた。
「いつも十分に考えなしに、行動してきて、今の家庭がある。俺は我慢ばかりしてきた。母さんの生き方のせいで、俺は犠牲者だ」という。

頭を垂れて、「すまないね。もっと働くように面接を受けたから」と伝えて、今、ＰＣの前に座った。
離婚して、父親からの経済的支援もなしに育って、不便なことが多かっただろう。

大学も国公立しか現役で入るしか手段がないことであせりが出たのだろう。

部活で目いっぱいで、早起きして課題に取り組んでいるが、目標の大学への成績も厳しくなったのだろう。

私立大学は視野に入れられない。
浪人生活も自分でアルバイトして行くしかない。

息子は母と違って、よく考えて行動する性格だ。
母を反面教師にして、大きく成長してほしい。

ただ、息子に自分の生き方を否定されて、自分のような母の元に生まれて迷惑がられた言葉に傷ついた。
だが、それは彼の今の考えで、いつか自分の生き方を受け止めてもらえたら、嬉しい。

ただ、裕福な生活を送らせていないことに対しては、ただただ済まないと伝えるしかない。

もっと仕事をするようにするから。
もっと収入を増やすようにするから。
すまない。

入院している父親の表情が良くなってきて、それが今日の嬉しいこと。
昨日Ｈ蔵さんに伺った、食欲を増すように、父の足をさすることができて良かった。
きっと良いことがあるよね。

今日も無事になんとか過ごせて感謝。