ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

札幌に着いたさ~

2015年10月12日 22時49分10秒 | Weblog
10年位、100kmを歩いてきたが、今回の87kmは、最難関ウォークのトップ3に入る。
100kmより13kmも短いのに、なぜか。
寒さに体力を奪われたから。

スタートして2回位、雨に降られた。
1回目は小雨だったので、新しいナイロン製のジャンパーは持ちこたえた。

次に降った大雨で、体が冷える。
ナイロン製ジャンパーの防水が弱かったようだ。
合羽を着たが一度冷えた体は歩いて熱を発しているはずなのに、暖まらない。
強い北風に立ち向かいながら、寒さとの闘い。
隣のFさんもがんばって歩いている。
いろいろな話をしたり、笑うトークになったり。

JRの駅が歩く国道12号線沿いに見える。
「始発の時間になったら、この歩きをリタイヤして乗ろう」
1時間に1度、もう一人の自分がこのささやきを聞いてうなづいている。
夜中3時間は寒くて半分眠りながら歩く。
Fさんとの会話が無くなる。
この時、Fさんも足の痛みと闘っていたようだ。

朝5時過ぎ、上幌向駅を横目で見ながら、歩く。
Fさんが、前回歩いた地点よりも遠く歩きたい、江別まで歩きたい、と言い張る。
強い意志の持ち主だ。
自分がこの駅から電車に乗ると、Fさんが一人で歩くには、きつい。
もう一駅、歩いてみよう。

朝7時半。
札幌まで30km地点位で、歩道の遠くから誰かがこちらに向かって歩きながら手を振っている。
Fさんが、自分の母親に車が似ている、と言う。
近づくと、N井恵ちゃんだ。
「応援に来たよ~」
「もしかして歩いているのかなあと思って、車で回ってみたら見つけちゃった~」
「なんで知っているの?」
「一緒にMさんからこの歩きを誘われて、Tさんだけ行くと言って、私は行かないと返事したじゃないですか」
「あら~、でも来てくれてありがとう~」

今までの経緯を笑いながら話しているうちに、恵ちゃんも5km位一緒に歩く。
彼女の駐車している車を通り過ぎて、「また先で待っていますから」の声で、彼女と離れる。

サポーターが来てくれて、リタイヤすることばかり考えていた自分が歩き通す方向へ意識が向く。
ありがとう、恵ちゃん、Fさん。

Fさんと恵ちゃんが来てくれて感謝だねえと話して、次にまた話に来てくれるのを楽しみにしながら、歩く。

こうして、なんとか12時位に札幌市の看板をゴールにして、歩きとおす。

寒さからくる疲労は苦しかったが、なんとか歩くことができたのは、サポーターの恵ちゃん、一緒に歩いてくださったFさんのお蔭。
感謝いっぱい。

3時に帰宅して、入浴し、洗濯し、軽く夕食を食べ、居眠りをしながら観たい映画を観て、23時半に就眠。
すべてに感謝。


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