ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

紀里谷和明監督の講演を聴く

2015年10月07日 18時33分57秒 | Weblog
11月上映予定の映画「ラスト・ナイツ」の宣伝を兼ねて、トップクリエイターとしてそれを目指す学生たちへメッセージをくださった。
芸術系の専門学校で写真、ファッション、映像、ゲーム、アニメ漫画等を学ぶ学生たちは、ワクワクされていた。
自分も学生を連れてきて、聴きたい紀里谷和明監督のお話しに耳を傾けた。

人とのコミュニケーションは、感情のやりとりではないか。
映画を通して、権力で抑えられている不条理を表現したい。
日本の役者、予算の少ない映画に出演する役者は、同時に他の映画や仕事を入れることが多い。そうされると、「こっちは本気で製作しているので、片手間にその登場人物の演技をしてほしくない」と憤りを感じる。
自分は自分の映画の演技に集中してもらうことにしている。
作品は自分の子供のようなもの。
自分よりも作品は長生きをして、世の中に残る。

喜びは金で買えない。
製作する喜びは、製作する苦シミの後に得るもの。
才能どうのこうの、よりも努力と執念が実になる。
「何かを成し遂げた時の喜び」が創作の原動力。命をかけて創る。
やるなら命がけ。

自分の映画のために出資してくださった方へお返しするために、やれることを全部やって、結果はどうであれ、やれることを精いっぱいする。

作品が真に好きかどうか。心の声を聴く。
武士道は自分が大切に思うこと、人のために、命をかけて守ること。

感謝感謝。
紀里谷和明監督のインタビュー記事を教材にしていることを伝えると、遠い昔のインタビューを思い出されたようだった。
学生たちに書いてもらった感想文を名刺の宛先に送ろう。

今日も良い学びに感謝。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿