ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

母へ会いに行く

2012年05月12日 22時15分13秒 | Weblog
でも、痴呆は進んでいた。
会話を楽しもうと一生懸命なのは感じるが、私を娘ではなく、自分と仲良しだった妹として話していたようだった。
それでも、この母に育ててもらって私は今生きている。
愛情をたくさんかけてくれた。
習いたい習い事を行かせてくれた。
それが今の集中力など、良い面で自分の人生を豊かにしてくれた。

足が不自由であまり動かないので足がむくんでいる。
足のふくらはぎを私の両手で包み込むが、漬物石のように大きく硬い。
私のひざに母の足を乗せて、マッサージをする。
母は楽だと喜ぶ。
血行が悪くなっているのは一目瞭然だ。

母のホームの所長がやってくる。
マッサージをする私へ「そこまで手が回らないわ」とはっきり言って来る。

入居者へそこまでサービスできない人員と料金設定なのは、よーくわかっていますよ。
よくしてくださっているのはよーくわかっています。
ただ、目の前にぞうの足のような母の足を少しでも痛みを無くしてあげたいだけ。
人からどのように思われようが、母の喜ぶ顔を見たいだけ。
月に一度会えれば良いくらいの、私の親孝行度は、申し訳ないくらいだ。
しかし、会話がずっとループしている母と会うのは、30分が限界なのだ。

今日は母の足をマッサージできただけ、自分として少しすっきりした。
また訪問した際は、マッサージをすることで、母をいたわろう。
感謝


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