札幌のMKタクシー

私の課題は、時間ギリギリまで準備に時間がかかることだ。
徒歩30秒のバス停でバスを待つこと10分。
よく来る時間帯なのに、今日は大雨で予定が狂っているのか、バスは遅れている。

あと1分待っても来なかったらタクシーに乗ろうと決断したら、黒塗りのMKタクシーがやってきた。
急いで手を上げる。

雨の中、運転席から降りてきて、うやうやしく後部座席ドアを開けてくれる。
傘もささずにだ。

乗ってから、いろいろ温かい言葉がけをしてくださって、心地よい。
これがサービスだ。
温かい言葉かけが、今、一番求められているサービスなのだ。


目的地に降りてからも、雨の中、建物の玄関まで相合傘で送ってくださる。
ついお辞儀をしてしまった。

また、イケメンの方が運転手さんだったので、よく見入ってしまった。

私は面食いとは今まで思わなかったが、面食いだと気づいた。

よくある派手な洋風の顔ではなくて、さっぱりした日本男児風のイケメンに魅かれる。

こんな温かいサービスに千円でおつりがきたので、得をしたような気分だ。

感謝