アンティーク品の注意点というとおどろおどろしいですが、あくまでも気になるなら、という程度。
アンティークは、古いもの、という意味合いと、誰かが使っていたもの、という意味合いと、そのどちらを経たのにもかかわらずこれからも現役で使えるしっかりとしたもの、という意味合いがあります。
これらには財産を引き寄せる力があります。
が、けっこう昔の手作り品は、いろいろな念(と言うとまたおどろおどろしいですが)が、込められているものが多く、アンティークのように丁寧に丁寧に作られたものには必ずと言っていいほど存在しています。
作り手の意識もそうですし、使っていた人の意識もあります。
それが「物の意識」となって持ち手にメッセージを発していることが結構あります。
この意識をしっかりと聞き、この物がどういった活用にされ方を求めているのかと向き合いそのように使うことで、物からもよいアプローチを受けることができます。
私の経験では、蓋つきの小ぶりのツボ?を梅干しでも入れようと購入したところ、
どうにもしっくりこないので、いろいろと向かい合っていると、宝物が欲しいということでした。
宝物!?
戸惑いながら小銭を入れてみたのですが、満足していただいたようでした。が、今度は重くなってかないません。ちなみに紙のお金の方はお金のほうが嫌がったので(そうそう。陶器と硬貨は相性が良いことが多いのですが、紙幣とはそうでもないことが多いです)。
思いついて、香炉にしたところ、小銭以上に満足していただいたようです。
きっと作り手が、宝物のような良いものを入れてもらいなさいよ、という意味合いで作っていたのだろう、と思っています。
梅干しも私にとっては宝物なのですが、そういったあまりにも日常雑貨過ぎるのは嫌だったみたい。
梅干しつぼは後日機会を得て買いなおしました。こちらの方が使いやすくて重宝しています。
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