聖域というとなんだか表現がチャラいかもしれません。
なんとかいたらいいのかよくわからないので、便宜上聖域という言葉を使いました。
結界が正しいように思いますが、日本神話的な結界とはずいぶん違うものなので、言葉を選びたいのですが、思いつかず、というところです。
さて明日はお正月で、神様と一緒に過ごす日と言われています。
神様は不浄がお嫌いですから、家の中の不浄をなるべく避け、整頓してきりっとした美しい場所にしましょう。
そして、お正月以外でも、家の中でも一点だけ、ここは、と思うところを聖域とし、むやみに足を入れない、汚さないという場所を作りましょう。
場所が取れなければ、タンスの上などでも構いません。
特に天井に「空」や「上」と書かなくても大丈夫です。
お香をたいたり、アロマポットを置いてろうそくをともしたり、というのはとても良いのですが、絶対必須というわけではありません。
できるとき、気が向いたときに行えばよいことです。
花を飾るのはとても良いのですが、絶対に腐らないように注意してください。
聖域としたいと感じるところは、元々とても聖域に近いところであるときと、
逆に、聖域という概念から非常に離れたところであるときとがあります。
後者の場合は、花が枯れやすかったり、お香が燃えるのが早かったりします。
花が枯れるのは浄化のバロメーターでもありますから、お花にはかわいそうですが、定期的に飾って聖域としての機能が果たせているのか確認するとよいかもしれませんね。
デザイン的に許せば、その聖域の真ん中に盛り塩をすることもアリです。
ま、でも、どんなところでも聖域として扱っていれば、そのうち浄化され、聖域化しますから、あまり神経質になる必要はないでしょう。
今年はどんな一年でしたか?
コロナは私たちにネガティブな事象をもたらしましたが、良いことに気づくこともあったでしょう。
そこに焦点を当ててよい年として2020年を送り出してあげてくださいね。
今年は短いお付き合いでしたが、お世話になりました。
2021年も引き続きお楽しみいただけましたら幸いです。