MOMO1993

ベルリン旅行記、順次UP中!!

テロのトポグラフィー

2006-01-01 23:59:25 | 2005ベルリン*ドイツ旅行
チェックポイントチャーリーから
ニーダーケルヒナー通りを
ポツダム広場の方向に向かって歩くと
ベルリンの壁が見えてくる

そこが野外展示場
テロのトポグラフィー。
国家秘密警察、SS本部のあった場所で
今では当時のナチスの恐怖政治について、
犠牲になったユダヤ人についての展示が行われている。
朝の10時から無料で入場出来る。

これが無料なのにものすごい内容充実。
イヤホンガイドも無料で借りられます。
昔、ここにナチスがいたのかと思うと
よけい実感がわいてきた。

なんだかベルリン旅行記と言っても
ナチスやユダヤ人、壁など
あまり明るくはないものばかり取り上げているけれど
どうも私は学生の頃からこういうのに
興味がある。

今度は夏にベルリンに行って寒さに震えずに
この展示をじっくり見たい。

TOPOGRAPHY OF TERRORの公式サイト(英語、ドイツ語)

ホロコースト記念碑

2006-01-01 23:42:49 | 2005ベルリン*ドイツ旅行
2005年5月12日にオープンしたばかりという
「ホロコースト記念碑」
正式名称「ヨーロッパの虐殺されたユダヤ人のための記念碑」
(Denkmal für ermordete Juden Europas)

私がこれを初めて見たのが夜。
暗闇でこれを見た時の驚きといったら・・・。
多数の棺桶が並んでいるようにも
見えるのでびっくりした。

昼間明るい時行ってみると
何てことは無いけれどものすごく計算された、
かつおなじ高さのところが無い
デザイン的にもすばらしいものだった。
自由に中を歩けるのだけど
不謹慎なのかもしれないけど楽しい
ここで何枚も写真を撮ってしまったほど。
自分の背より何倍も高いところもあれば
自分のウエストより下のところも有り。

デザインはアメリカの米国系ユダヤ人の
ピーター・アイゼンマン。

ドイツのこういうデザイン私は大好き。
昼間に中に入って黒と光のコントラストを楽しむの
とってもおすすめです。

ホロコーストというけれど全く暗さや
怖さ、残酷さは感じさせず
でも人々に過去の過ちを忘れさせない、
街中にこういうのがあるのも
いいなと思った。

関連記事 ベルリン便り(加害の記憶2)


Berlin Design View より ホロコースト記念碑